大監督による代表的7作品の貴重な資料を展示「市川崑記念室」

★市川崑記念室

2016.08.16

「市川崑記念室」
「市川崑記念室」【拡大】

 東京・渋谷の道玄坂を登り切った南平台は昭和の日々の高級住宅街。鬱蒼(うっそう)と生い茂る樹木に囲まれた邸宅の表札には今も「三木武夫」と記されていたりする。その先を曲がると、かつて大監督が暮らした住まいを建て替え、昨年オープンした「市川崑記念室」に行きつく。

 現在は代表的な7作品「ビルマの竪琴」「炎上」「おとうと」「黒い十人の女」「東京オリンピック」「犬神家の一族」「細雪」を取り上げ、製作過程の貴重な資料を展示している。

 「犬神家の一族」では、シナリオ原稿や当時の広告のみならず、監督自筆、細かい字で記した全204シーンの場面一覧表など、ここでしか見られない資料も飾られている。

 監督の書斎机も置かれ、引き出しには毎年使っていたエルメスの手帳が残されている。白紙頁に、日付は毎年自ら数字の判子を1日分ずつ手押ししていたというそのきちょうめんさに驚く。

 机上には市川組の忘年会に提供すべく、監督が手書きした景品一覧表もある。人を楽しませることに生涯を費やしたそのキャラクターがしのばれる。 (矢吹博志)

 ■市川崑記念室(東京都渋谷区南平台町18の4、(電)03・3461・5541)JR渋谷駅から徒歩15分 事前電話予約制で入場料500円 毎週火・水・金曜、第2土曜日(祝日を除く)の11時、13時30分、15時30分から各1時間開室 年末年始、祝日など休室

 

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