PC DEPOT解除料問題 サービス利用に対しコスト発生は当たり前

2016.08.26

 パソコン販売・修理・買取・データ復旧業務で全国展開しているPC DEPOT(デポ)が、高齢者のサービス解約に際して高額の解除料を課していることがSNSなどで拡散されて炎上。同社はサービス内容の見直しを行った。70−75歳以上の顧客が同社の「プレミアムサービス」を契約した場合、契約解除などの条件をこれまでよりも大幅に緩和するという。

 一例として「データPS新さんねんエリートファミリーワイドプラン」は月額5000円で提供されている。最大10台までの機器に対して、初期設定、OSアップデート、メーカーアップデート、セキュリティー対策、詐欺サイト対策、ワイヤレス設定、クイックレクチャー、メール設定、アカウント設定などのサポートが含まれるという内容だ。

 使い始めるときはもちろん、困ったときにもサポートが受けられるわけで、月額5000円という金額については個人の判断だろう。これまで使っていた機器や、他店で購入した機器もサポートの対象になるという。

 また、このサービスにはインターネットに無線接続できるワイヤレスルーターもついてくる。ルーターがあってもインターネットに接続できないのでは意味がないので、ユーザーは光インターネット接続なども一緒に申し込むことになるから、いったん契約を解除しようとすると、その解除料はますます増えてしまうわけだ。

 「さんねん」という文言があるので、月額料金に納得してずっとこのサービスを利用する場合は問題がない。ところが、このサービスを加入当月に解約した場合、かなり高額の解除料がかかってしまう。それが高齢者には理解できないのではないか、というのが今回の争点だ。

 携帯電話の契約などでは当たり前のように行われている2年シバリなどと、そんなに違いはないようにも思えるが、詳細な説明のないまま強引な営業が行われていたという訴えもある。その点は今後、同社が調べていくことになるのだろう。

 ただ、サービスに対してコストが発生するのは当たり前だ。その部分を責めるべきではない。慣れた人なら5分で解決する問題に月額5000円をかけるのが高いというならサービスを利用せず、自ら勉強すればいい。トラブルを5分で解決するには経験や知識、ノウハウがあってこそということを忘れてはならない。それを自分で確保するか、他者に委ねるかの判断はあくまでも自分自身によるものだ。 (山田祥平)

 

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