年金はどの程度頼りになるのか 可処分所得の2割は貯金を (1/2ページ)

2016.10.27

年金問題をめぐり、民進党の長妻昭氏と論戦した塩崎恭久厚労相
年金問題をめぐり、民進党の長妻昭氏と論戦した塩崎恭久厚労相【拡大】

 現役世代の平均的な収入に対する年金支給額の割合を指す「所得代替率」(しょとくだいたいりつ)の計算について、現行の計算方式では、欧米の一部の国に比べて高く算出されていたことが話題となっている。

 21日の厚生労働委員会でも、塩崎恭久厚労相と民進党の長妻昭氏が年金試算をめぐり論戦となった。

 考えてみると長妻氏はかつての厚労相でもあり、自他共に認める「ミスター年金」だ。このような重要で基本的な問題が今になって取り上げられたことに少々驚く。

 所得代替率の計算については、年金受給者の年金受給額を現役世代の収入で割り算して求める。

 現行の計算方式では、年金受給額から税金・社会保険料を差し引かずに、現役世代の可処分所得(税金・社会保険料を引いた所得)で割り算している。

 厚生労働省が発表している2013年度の所得代替率は62・6%だが、年金受給額から税金・社会保険料を差し引いた数字で計算すると、53・9%に低下していたという。比率にして約14%もの大幅ダウンだ。

 年金受給者も税金や社会保険料を払っているので、「共に手取額」で計算するか「共に税引き前」で計算するかのいずれかにした方が実態を反映しやすいと筆者は考える。

 

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。