日本の資本主義は終わったか 最後のよりどころ不動産投資 金利差拡大ならマネーは米へ (1/2ページ)

2016.11.05

 日本は資本主義ということになっている。資本主義というのは、簡単に言えば、お金持ちが何かに投資してリターンを得やすい経済環境を国家が保護する制度。おカネがおカネを生む経済活動を良しとする社会が資本主義の世の中だ。

 ところが、最近では「資本主義が終わった」と言われている。その理由は、世界的な金利の低下。というよりも、今の世界は金利自体が消滅している状態にある。

 この国では日本銀行が「長期金利がゼロになるように誘導する」ということを表立った政策に打ち出した。それこそが「異次元」な政策ではないか。

 1997年以降、長期金利は2%を超えたことがない。今後、2%を超えるまでに何年かかるのだろう。

 日本は人口が減少している。普通に考えれば、消費は伸びないため、企業も設備を増やそうとしない。生産能力を高めても、国内の消費が増えないと自社製品が売れないからだ。頼みの輸出は先進国、新興国ともに経済成長が停止するか鈍化している。世界的に見ても生産設備は過剰で、今よりたくさんモノを作っても売れる見通しはない。

 企業は内部留保が厚くなっても投資を行わないため、おカネがおカネを生まない世の中になってしまった。だから「資本主義は終わった」ということになる。

 ひとり気を吐いているのが日本の不動産市場だ。先日もある経済誌が「不動産投資」を特集していたのには驚いた。もはや、日本国内でリターンを得られる投資先は不動産くらいになってしまったということなのかもしれない。

 

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