トランプ政権幹部はNHKに学べ 実務の細部固めて無難に時を稼ぐ (1/2ページ)

2016.11.17

 米大統領選の直前、ヒラリー・クリントン氏のメール問題が再燃して、ドナルド・トランプ候補が支持率で迫ってきたときに、世界の資本市場は「トランプ・リスク」を意識して、株価が下落し、為替レートはドル安に振れた。

 そして、開票が進み、「トランプ大統領」が確定した時、市場は「トランプ・ショック」に見舞われた。しかし、一夜明けると日米両国の平均株価は投票日を上回り、為替レートはドル高・円安が進んだ。

 これは、トランプ氏が現実に大統領になったときに何が起きるのかを、市場が冷静に織り込み始めたことに起因する。大統領選と同時に行われた上下院の選挙では、両院の多数を共和党が制した。トランプ氏は、共和党と融和的である限り無難に大統領を務めることができる。それが彼個人にとっての利益にかなうはずだ。

 トランプ政権は「意外に普通の共和党政権」になるのではないか。まだまだ不確実性はあるが、そのような道筋が見えてきたことと、トランプ氏の法人向けの減税志向を評価して、株高・ドル高の展開になったと説明できよう。

 今や、共和党と民主党で経済政策に大きな違いはないが、もともと、株式市場は小さな政府と企業活動の自由を指向する共和党政権を好む傾向があった。

 副大統領のペンス氏、共和党重鎮のギングリッチ氏などを政権移行チームの幹部に迎え、共和党体制を作ろうとしているトランプ政権だが、組織としては、トランプ氏的なトップを頂くのは、まったくご苦労なことだ。しかし、一般の会社や役所でもトランプ氏的な「迷惑な大物」がトップに立つことがある。

 

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