松竹大谷図書館 『男はつらいよ』の台本など映画・演劇資料を公開

2016.11.22

松竹大谷図書館
松竹大谷図書館【拡大】

 八代目中村芝翫(しかん)襲名でにぎわう東京・東銀座の歌舞伎座そばのビルにある「松竹大谷図書館」。松竹創立者の1人、大谷竹次郎の文化勲章受章を記念して設けられた。映画・演劇関連の資料を一般に公開し調査・研究に供する。

 最近の成果は、戦後GHQの検閲状況がわかり、英語の書き込みなどもある歌舞伎の台本をクラウドファンディングで資金を集めデジタル化したこと。より古い明治・大正期の資料の方が先にデジタル化が必要と思いがちだが、戦後は物不足で紙もわら半紙のため、保存策は急務だったという。

 寅さん映画の台本もそろい、当時の城戸(四郎)社長宛と書かれた準備稿から完成稿やシノプシスまで見られる。第1作準備稿には「男はつらいよ」のタイトル横に(仮題)と記され、臨場感が伝わる。

 歌謡曲全盛時代、昭和35(1960)年の浅草国際劇場のパンフレットは正月から美空ひばり、フランク永井、マヒナスターズなどのショーが開かれ、合間には松竹歌劇団(SKD)の公演が入るぜいたくさ。昭和53(78)年、浅草松竹演芸場のチラシにはWけんじ、東京ぼん太などの懐かしい名前の中、漫才ブーム以前のツービートの名もある。閲覧室内でミニ展示「中村芝翫代々」展も開催中。 =敬称略 (矢吹博志)

 ■「松竹大谷図書館」(東京都中央区築地1の13の1銀座松竹スクエア3階)平日10〜17時(ただし毎月最終木曜日、11月22日は休み)

 

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