ツテ当てにしすぎ…シニア世代、起業でつまずく人の“共通点”

2016.12.13

 近く定年を迎えるので起業を検討している、という人の相談をよく受けます。実際に起業サポートもさせていただきますが、うまくいかない人には共通点があるように思えます。シニア世代の起業で、つまずく人によくあるポイントを挙げますので参考にしてください。特に、大きな企業の要職についていた人に見られることです。

 (1)前職の自分との切り替えができていない

 大企業に所属していた時の気分が抜けず、人に横柄な態度をとり、相手に良くない印象を与えてしまう例があります。また、かつての成功体験に固執して事業がうまくいかないパターンもあります。自分の考えに自信を持ち過ぎ、必要な調査を怠ったり、起業専門家への相談を省いたりしてしまい失敗してしまうのです。

 (2)前職で培ったツテを当てにしすぎる

 シニア世代の起業において、サラリーマン時代に培った人脈や知識を生かすこと自体には賛成です。しかし、あまりに前職のツテを当てにしすぎるのも問題です。その相手は、あなたが背負っていた会社のブランドと付き合っていたのかもしれません。本当の「独立」のための新規顧客を開拓していく気概が必要です。

 (3)初期投資をかけすぎる

 最初にお金をかけすぎると、うまくいかなくなった時に軌道修正が困難になります。定年起業の当初は、前職とは比べものにならない小さな売り上げにしかならないでしょう。それでも、周囲に感謝され、やりがいのある仕事を健康第一で続けることこそが事業の長続きの秘訣(ひけつ)と言えます。 (取材・構成 藤木俊明)

 ■片桐実央 起業コンサルタント、行政書士、FP、銀座セカンドライフ代表取締役。著書に『「シニア起業」で成功する人・しない人〜定年後は、社会と繋がり、経験を活かす〜』(講談社)。

 

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。