主婦・主夫の労働どう評価すべきか 結婚の際、取り決め必要に (1/2ページ)

2016.12.15

新垣結衣(右)と星野源が出演するTBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」も「主婦の労働」がテーマの1つだ
新垣結衣(右)と星野源が出演するTBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」も「主婦の労働」がテーマの1つだ【拡大】

 与党の税制調査会は、配偶者に扶養されている主婦(または主夫)を配偶者所得控除の対象とする年収の上限を、現行の103万円から150万円に引き上げるという。「103万円の壁」の引き上げで、女性の労働参加を増やす意図らしい。

 しかし、配偶者所得控除よりもインパクトが大きい国民年金に関する「130万円の壁」(勤労者が扶養する配偶者が第3号被保険者として国民年金保険料を払わなくても払ったものと見なされる制度の所得上限)が控えており、また、一定以上の大企業については、年間所得130万円の制限を106万円に引き下げる「106万円の壁」が新たにできそうな情勢だ。「150万円」の効果には大いに疑問がある。

 さて、配偶者所得控除にしても国民年金の第3号被保険者にしても、主婦(主夫)が、家庭内の労働を通じて、配偶者の生産性に貢献しているとみなす考え方から設けられている制度のように思われる。主婦(主夫)の家庭内の働きによって、外で働く配偶者の生産性が増して、より多く税金や年金保険料(実質的に税金と同じだが)につながっているのだとすれば一応肯定できそうな考えだが、金額的に主婦(主夫)の労働を過小評価しているようにも見える。

 しかし、視点を変えると、これらの税金と年金保険料の優遇は、独身で働く男性と女性の両方に対して、著しく不公平だ。

 

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