マザーズに上場の「シャノン」、信頼度向上と業績アップに期待

2017.02.08

(1)貸借対照表
(1)貸借対照表【拡大】

  • <p>(2)損益計算書</p>
  • <p>(3)キャッシュ・フロー計算書</p>

 本日は、クラウドサービスによる企業のマーケティング支援を行うシャノンをピックアップする。先日、東証マザーズに上場したばかりの同社であるが、その実態はどうなっているのか。2016年10月期の決算書から読み解いてみよう。

 まず、貸借対照表=〔1〕=を見てみよう。資産に対する純資産の割合が約42%であり、安全性については問題ない。また、上場時の新株発行で約2億3000万円の資金調達を実現したため、安全性についてはさらに強化された。

 次に、損益計算書=〔2〕=を見てみよう。前の期と比べて、売り上げも利益も増加している。顧客からの月額定額のシステム利用料と従量課金が売り上げの中心になるが、契約アカウント数が順調に伸びた結果が表れている。

 最後にキャッシュ・フロー計算書=〔3〕=を見てみよう。営業C/Fの増加金額をはるかに上回る投資C/Fの減少金額が目を引く。有形・無形固定資産の取得による支出がその大半を占めるため、機能向上のためのシステム投資が大きいことが予想される。外部借入や株式発行で不足の資金の手当てをしているのが現状であるが、早期に営業C/Fを大きくしたいところだろう。

 今回の株式上場によって、知名度、信頼度が向上することが想定されるため、今後さらなる業績向上が期待できる。 (川口宏之)

 ■かわぐち・ひろゆき 公認会計士、早稲田大大学院非常勤講師。1975年、栃木県出身。専修大経営学部卒。図を多用した会計に関するセミナーは会計の素人にも分かりやすいと評判。著書に『決算書を読む技術』(かんき出版)。

 

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