年齢重ねると怖い「火の消し忘れ」 進化する自動消火装置

★生活をより快適に(2)

2017.04.13

「トマホークジェットアルファ」(提供:セコム)
「トマホークジェットアルファ」(提供:セコム)【拡大】

  • <p>「スプリネックスミニ」(提供:モリタ宮田工業)</p>

 年齢を重ねると、怖いのは火の消し忘れだ。住宅火災で亡くなった人のうち、7割近くが65歳以上というデータもある(消防庁、2015年)。

 こんなとき、自動で消火する装置があれば安心。例えばキッチンでは、天ぷら油の引火火災がコワイ。最近の油には発火温度が低いものがあり、少し目を離したすきに発火することがある。

 そこでレンジフード内部の温度を感知し、自動的に消火する設備がある。セコムの「トマホークジェットアルファ」は、感知部が約96℃に達すると、約45度の角度で5・5秒程度、薬剤を自動で放射。炎が上がっても、ほぼ確実に再燃することなく消火する。価格は3万2463円(税別、以下同)。

 機器は大部分のレンジフードに自分で取り付け可能。ただ一部のフードには工事が必要だったり取り付けられなかったりするので、注意したい。

 メンテナンスとして、清掃に加え、6カ月に1度程度、感知部と指示圧力計の確認を。8年経過したら取り換えどきだ。

 室内火災に対応する製品もある。「スプリネックスミニCPW09」(モリタ宮田工業)は、火災が起きると、天井の噴射口から薬剤が約26・5秒間噴射され、消火する。9リットルの薬剤が入ったタンクを室内に配置し、噴射口につなぐ仕組み。一定温度を超えると反応する感知器と、急激な温度変化に反応する2つの感知器が天井にあり、初期消火に威力を発揮する。

 リチウム電池で稼働するため、電源は不要。既存住宅でも設置でき、防護面積は8m2(4・5畳相当)。寝室やキッチンなどに向く。小売希望価格10万円。ほかに要工事費。なお、一般住宅では設置後の点検義務はないものの、同社は定期的なメンテナンスを薦めている。購入時に販売店にメンテ費用を確認しよう。

 いずれの機器も親の住まいに設置するなら、メンテナンス時期に実家に帰るようにしたい。火災の元になるものがないか確認し、普段の様子を把握しておこう。 (不動産・住生活ライター 高田七穂)

 

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