青梅市(2) 「東京の木材使い家具を作る」支援 注目は『やまびこ』

★青梅市(2)

2016.05.13

青梅信用金庫
青梅信用金庫【拡大】

 東京都の森林面積は都全域のおよそ4割を占めており、森林の約7割が多摩川、秋川、浅川流域の多摩地域西部(西多摩)に集中している。青梅市もかつては林業のまちとして栄えたが、現在は採算の悪化により衰退し、森林の管理すらままならない状態だ。

 そこで市では「青梅市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の中で森林整備事業と地元産木材活用事業の実施をうたった。前者は都の補助金を利用して荒廃が進んでいるスギ・ヒノキの人工林を整備する事業。後者は地元産の木材を安定調達し、公共施設の木質化や地元産材の使用を推進する事業だ。

 民間レベルでも西多摩の木材を活用する動きが起こっている。青梅信用金庫は地方・地域に特化したクラウドファンディングのプラットホーム「FAAVO東京西多摩」と提携して創業支援を行っている。

 クラウドファンディングは企業や個人がインターネットを通じて不特定多数の人々から小口の資金を集める仕組みのことだが、その第1弾が「東京の木材を使って家具を作る」というプロジェクトだった。

 発案者は家具工場に勤める家具職人。勤務先の協力を得て勤務時間外に個人的に家具を製作し、西多摩の森の復興や木工技術を保全するきっかけを作ることが目的。プロジェクトは28人の支援者を得てスタートしている。

 このような動きが広がれば、多くのエリアで森林の管理が行われるようになり、立木伐採や枝打ちに使われるチェーンソーや下草などの刈り取りに使う刈払機のような手持ち機械の需要が増える。そこで早摘み銘柄は市内に本社を置き、国内トップの小型屋外作業機械事業を展開するやまびこ(6250)をおすすめする。 (山本信幸)

 

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