富山市(2) 高齢者・障害者支援で「健康都市」目指す

★富山市(2)

2016.06.10

富山ライトレール
富山ライトレール【拡大】

 富山県富山市は地方創生を目指す「まち・ひと・しごと総合戦略」の中で「健康都市」を掲げている。健康都市の範囲は広いが、例えば高齢者関連で言えば、公的保険の対象外となるヘルスケア産業を創出(一般には健診、簡易検査、健康食品・サプリメント販売、高齢者就労などを想定)し社会保障費の削減などを進める。

 社会保障費の削減のためには、高齢者に健康に暮らしてもらうことが不可欠だ。市は65歳以上の高齢者のうち、介護保険の要支援・要介護認定を受けていない人の割合を2019年度まで80%以上維持する目標を立て(14年10月時点では81・4%)、効果的な施策を検討している。

 総合戦略策定前の施策で効果を上げているものとしては、JR西日本の富山港線を第三セクターが引き継いで路面電車化し、バリアフリーの低床車両を導入した富山ライトレールがある。06年4月の開業前後に行った市の調査では、60代以上の利用者が平日で3・5倍、休日では7・4倍に増加したという。高齢者が気軽に外出できる手段があれば健康寿命も延びる。

 市が期待している施策の一つに、県とセブン−イレブン・ジャパンが3月に結んだ「連携と協力に関する包括協定」がある。県産品の販路拡大、高齢者・障害者支援、子育て支援、災害対策など11分野で相互の連携を強化するという内容だ。

 高齢者・障害者支援では、県内のセブン−イレブン店舗で実施している宅配サービスを通じた高齢者等の見守りや高齢者雇用を促進することが盛り込まれている。そこで早摘み銘柄はセブン−イレブンの業績アップを期待してセブン&アイ・ホールディングス(3382)。 (山本信幸)

 

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。