群馬県前橋市(2) 次世代路面電車を公共交通の再編成シンボルに

★群馬県前橋市(2)

2016.07.22

中央前橋駅
中央前橋駅【拡大】

 自動車での移動が前提となる地方都市では、高齢者の足の確保が課題である。多くの自治体が地方創生計画の中で「交通ネットワークの再編」をうたうが、なかなか実現しない。

 群馬県前橋市も「県都まえばし創生プラン」の中で再編を掲げているが、こちらのフットワークは軽い。例えば「公共交通不便地域の解消」のためにデマンド型交通を充実させるという施策は、高齢者や障害者の利用を想定した相乗りタクシー「マイタク」(でまんど相乗りタクシー)となり、1月23日から市内全域で実証実験が始まった。

 事前登録した高齢者らが複数で乗車すると1人1乗車につき最大500円を支援、3人で相乗りすれば運賃から1500円分が差し引かれるわけだ。ひとりで乗ると運賃の半額(最大1000円)が補助される。

 市内の中央前橋駅と桐生市の西桐生駅をつなぐ上毛電気鉄道上毛線(全長25・4キロメートル)は高校生の通学の足として欠かせないが、利用者数は最盛期(1965年)の約6分の1まで減少している。

 原因の一つは、中央前橋駅とJR前橋駅が離れており、自動車で直接JR前橋駅へ向かった方が早くて楽なこと。そこで市は両駅間約900メートルにLRT(次世代路面電車)を走らせて公共交通再編成のシンボルと観光資源効果を狙う。さらには上毛線自体をLRT化する計画もあり、今年度は「可能性調査」を行う。

 早摘み銘柄は、多くの自治体が導入を検討している相乗りタクシーに注目し、2017年度に約20年ぶりの新型タクシー専用車両を発売するトヨタ自動車(7203)。燃費のいいハイブリッド車なので海外需要も多そうだ。 (山本信幸)

 

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