「アサヒ衛陶」に注目 中国の福祉介護事業に参入

2016.08.13

 7月の米雇用統計で、非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想を大幅に上回ったことで、米国で年内利上げ観測が強まり、外国為替市場で円高が一服した。また、日銀がETF(上場投資信託)の買い入れ枠を6兆円に増額したことを機に、海外機関投資家が金利低下や円高による採算悪化が懸念されていた金融関連や輸出関連銘柄に買いを入れている。

 この結果、日経平均は4日の1万5921円4銭を底値に戻り歩調をたどっている。一方、8日時点の東証マザーズ市場の信用買いの評価損益率はマイナス25・9%と、算出を始めた7月1日のマイナス15・1%から10ポイント悪化し、最も低くなったという。つまり足元では、日経平均に採用されているような東証1部の主力株は堅調ながら、東証マザーズに代表される小型株はさえない動きとなっている。このような投資環境では、値動きの激しい小型株だけに集中的な短期資金の流入が見込まれる。

 まず、アサヒ衛陶(5341)は、中国養老介護事業(福祉介護事業)参入が注目ポイント。9月23〜25日に中国山東省第2の都市の●(=さんずいに維)坊市(いぼうし)魯台展示センターで開催される「第2回中日韓産業博覧会」において日本製の養老商品(福祉介護商品)を展示出品する。そして、引き続き10月より常設展示を行い、Eコマースを中心とした本格的な販売をスタートするという。なお、同社は2020年(創立70周年)までに、売上高43億円・経常利益高2・4億円を達成し、復配の実現を目指している。

 次に、エナリス(6079)は、KDDI(9433)が同社と資本・業務提携する方針を固めたと一部で報じられたことが注目ポイント。当該報道によれば、KDDIはエナリスの創業者で筆頭株主の池田元英・前社長らから株式の30%を60億円規模で買い取るという。KDDIは今回の提携で、新電力事業の強化を図りたいそうだ。ただし、エナリスの株式は、7月29日付で東証より、監理銘柄(審査中)に指定されている。この点には留意したい。

 そして、ジー・スリーホールディング(3647)は、高い業績変化率が注目ポイント。16年8月期通期連結業績予想は、売上高は26・99億円(前期比103・4%増)、営業利益は2・33億円(前期は1・17億円の損失)の見通し。環境関連事業における新たな営業取引による積極的な事業展開に加え、連結子会社のSBYが展開するコンセプトマーケティングショップ事業およびビジネスアライアンス事業の順調な進捗(しんちょく)により、前期と比較して大幅な増収および黒字転換の見通しとなっている。 (株式会社カブ知恵 代表取締役・藤井英敏)

 

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。