日米首脳会談が無風通過なら活況相場で強い動きの化学株 三菱ガス化学、デンカ、扶桑化学工業

2017.02.10

 米国時間10日に「日米首脳会談」が行われます。会談後フロリダ州のトランプ大統領の別荘に安倍首相が招かれること、一緒にゴルフをするらしい…このようなことが話題にされる場面が多いですが、株式市場では「為替に関する米側要求」があるのかないのか? あるとすればどのようなものなのか? に関心が集まっています。トランプ大統領はもしかすると日本側の説明に聞く耳を持たず、さらに予想もできないようなエキセントリックな要求が出てくるかもしれない、少なくとも歴代の大統領の中ではその可能性がもっとも高い、と戦々恐々なのです。その中にあってドル円相場は2円ほど円高方向に進み、株式市場でも見送り姿勢が強くなっています。

 もちろんこの段階でトランプ大統領が何を言い出すのか(言いださないケースも)わかりませんし、それを予想したところで、ヤマ勘に近いものになることから投資のきっかけにはできないのです。個人投資家は投資のタイミングについてもあせることはないのです。できるだけ早く大きくもうけたいという願望はあるとしても、ノルマを背負っているわけではないのです。買う、売るに加え「待つ」というスタンスがあることを再確認しておきたいと思います。

 ここでは首脳会談が波乱要因にならなかったときについての狙い目を考えたいと思います(波乱がないと言っているわけではありません)。無風通過の場合はどうなるか? 私はその前段の活況相場と同じような動きになるものとみています。活況相場であれば銘柄選択の幅はグッと広がりますが、これまで総じて強い動きを見せている「化学株」に一層注目していきたいと思います。

 昨年夏からの上昇基調に変化がなく、驚異的な強さを誇る「三菱ガス化学(4182)」にまず注目したいところです。当欄でも複数回取り上げている銘柄です。このほか特殊合成ゴムなどが主力の「デンカ(4061)」も前者を追う動きをしています。ややマイナーな「扶桑化学工業(4368)」、「住友精化(4008)」にも動きがついてきており、ディフェンシブ性が強い「ライオン(4912)」も昨年来高値を更新したばかりです。あるかもしれない日米首脳会談後の“Xデー”に向けて、すぐ動ける態勢を整えましょう。最後に、ここからはフランス大統領選有力候補、国民戦線党首マリーヌ・ル・ペン氏の動向にも注意が必要になるでしょう。時に市場の波乱要因となるでしょう。 (株式ジャーナリスト・天海源一郎)

 

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。