投機筋の売りは“見せかけ”…地政学リスクで東証弱含みも (1/2ページ)

2017.04.14

 核兵器開発とミサイル発射を止める気配がない北朝鮮をめぐり、トランプ米大統領は「中国が(北朝鮮抑止の)協力を決断しなければ、独力で問題を解決する」と表明しています。アメリカが単独軍事力行使に踏み切る可能性を示唆したものです。これに併せ、世界最大の原子力空母「カール・ビンソン」を中心とする船団が朝鮮半島周辺へ向かっています。加えて日本の横須賀基地に、空母「ロナルド・レーガン」が配備済みです。株式市場では「地政学リスクが高まっている」との声が支配的です。このような“不安”が高まっているときは、マーケットの動きから情勢を判断する必要があります。

 本当に投資家が危機感を持っているのであれば、世界的に株価が急落し、さらに「有事の円買い」「有事の金(ゴールド)買い」の動きが一気に加速するはずです。足元、確かに株価は弱含みですが、下落幅は取り立てて言うほどではありません。ドル円相場は円高進行で、金価格も値上がりしていますが、これもまた急なものではありません。なによりも、最も北朝鮮情勢に反応する韓国株式市場が売り一色とはなっていないのです。この動きからは、投資家は楽観しているわけではないものの、先行きに強く悲観しているわけではないと読みとることになります。2014年にロシアがクリミア半島を併合した「ウクライナ内戦」と比べても、現状、当時より危機感が強いとは思いません。

 

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。