「幅広いセクター」が反発値がさ株の動き活発化 「東京エレクトロン」、「村田製作所」、「日東電工」に注目

2017.04.28

 先週の当欄では、防衛関連株「石川製作所(6208)」の急落をよりどころに「地政学的リスク第一幕はほぼ終わった」としました。株式市場の先見性を重視した見方でした。

 現状でも北朝鮮懸念が消失したわけではありませんが、やはり「第一幕」は終わったとみていいと思います。日経平均株価も4月17日のザラバ安値1万8224円から6営業日後の4月25日に1万9000円台を約1カ月ぶりに回復しているのです。23日にフランス大統領選挙の第1回投票が行われ、下馬評通り中道のマクロン候補がトップ当選し、5月7日に行われる第2回(決戦)投票においても勝利するとの見方に傾いたことも後押しとなりました。

 株価が急反発する中で、悲観しているわけにはいかないのです。投資家は株式市場の動きをとらえることで利益を得るのです。市場の動きに疑問を呈していても一銭にもなりません。約1カ月前に当欄で取り上げた「任天堂(7974)」の株価にしてもそうです。3月末の同株は2万5835円でしたが、その後、日経平均が低迷する中で買われ、4月26日に2万8020円の高値をつけています。新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の売れ行きについてさまざまな見方がされていますが、その中で株価が上昇してきたのです。ここも日を経て「株式市場の先見性=スイッチ販売好調」を見せつけることになると考えています。

 では今、株式市場が新たに何を示しているのかについて記しておきたいと思います。今回の出直り局面では「幅広いセクター」が反発しています。通常、低迷局面では内需ディフェンシブ株が、反発局面では外需株が上昇することが多いのですが、今回はそうではなく、「幅広いセクター」が上昇しているのです。これは何を先取りしているか?…本格化する3月期決算企業の前期決算と今期見通しが、総じて予想以上に良いものになるということではないでしょうか。それを先取りしているに違いありません。そうなると外国人投資により、値がさ株(客観的に株価が高い銘柄)の動きがさらに活発化することが予想されます。半導体製造装置の「東京エレクトロン(8035)」、セラミックコンデンサー世界トップの「村田製作所(6981)」、さらには、総合材料メーカーの「日東電工(6988)」に注目しています。(株式情報CD/DL『天海通信』28日発行。詳細は私のHPやFBをごらんください) (株式ジャーナリスト・天海源一郎)

 

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