【元文春エース記者 竜太郎が見た!】菊川怜の夫“女性遍歴”報道に大激怒「自分はれっきとした一般人だ」 法的措置の構えも

 東大卒の才色兼備で誉れ高い菊川怜が、39歳にして人生の伴侶に選んだのは「個人資産230億円超」といわれる凄腕経営者の穐田誉輝氏(48)。

 同氏は青山学院大学を卒業後、日本合同ファイナンスに入社。ベンチャーキャピタルを経て、2000年に価格比較サイト「カカクコム」(東証一部上場)に入社し、のちに社長。さらに07年、レシピサイト大手「クックパッド」(同)の取締役に就任した。

 「穐田氏は将来有望と見込んだITベンチャーに出資を持ちかけ、経営陣として乗り込み、その上場を仕掛けてきた“上場請負人”。09年、クックパッドが上場に成功すると、自らも同社に投資していた穐田氏は巨万の富を得、12年には社長に就任したが、同社創業者と対立しお家騒動となり、各社で報道された」(経済誌記者)

 現在は結婚式場選びの口コミサイト「みんなのウエディング」と住宅情報サイト「オウチーノ」の運営会社(2社とも東証マザーズ上場)の取締役会長を務めている。

 そんな折、「週刊文春」「週刊新潮」「FRIDAY」が穐田氏の“女性遍歴”を報道。実はバツイチで前妻ではない女性との間に3人の婚外子がいることが判明した。それを受け穐田氏は大激怒した。それも記事に事実誤認があるということではなく、「自分はれっきとした一般人だ。週刊誌に書かれるのは心外」というもの。

 名誉毀損、プライバシー侵害を主張し、報じた出版社に対し法的措置も辞さない構えだという。聞けば、記事が止まらないと察知するや地裁へ駆け込み、出版差し止めの仮処分申請を行おうとしたらしい。週刊誌へのそれは稀有な事例で、04年に田中真紀子が週刊文春に行ったのがニュースになったほどだ。

 大資産家ゆえ費用に糸目をつけず、強力な弁護士軍団を雇い、力でねじ伏せるのも簡単なのかもしれない。しかし穐田氏が主張するように「一般人」なのか。著名企業の経営者を歴任し、これまでインタビュー記事など数多くのメディアに実名で登場してきた。手がけた企業は一般ユーザーから支持され成長してきたし、イメージが大切なのはわかる。しかし、自身が宣伝でメディアを利用するときは大歓迎で、自分に不都合なことが書かれるとメディアを猛烈に批判する。そんな道理がはたして通るのだろうか。

 ■中村竜太郎(なかむら・りゅうたろう) ジャーナリスト。1964年1月19日生まれ。大学卒業後、会社員を経て、95年から文藝春秋「週刊文春」編集部で勤務。NHKプロデューサーの巨額横領事件やASKAの薬物疑惑など数多くのスクープを飛ばし、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の大賞受賞は3回と歴代最多。2014年末に独立。16年に『スクープ! 週刊文春エース記者の取材メモ』を出版。