【元文春エース記者 竜太郎が見た!】「官僚時代はセクハラし放題」前川氏出会い系バー通い本当の目的 肉体関係は…A子さん直撃

果たして何をしていたのか

 「官僚時代はセクハラし放題。とんでもない男だ」。官邸周辺が口をそろえて非難するのは、文部科学省の前川喜平・前事務次官(62)。加計学園への便宜供与疑惑で「総理のご意向だと聞いている」と証言した御仁だ。本人は天下り問題で引責辞任、マスコミにリークしたのはその逆恨みだともいわれた。

 「前川氏は匿名でNHKや朝日新聞の取材に協力していましたが、いまではテレビに堂々と顔を出して出演しています。安倍政権寄りといわれる日本テレビやフジテレビには出ない、というのもやめ、今後はどんどん表に出て政権批判をしていくようです」(前川氏の知人)

 一方で前川氏といえば、読売新聞朝刊が〈売春や援助交際の場になっている新宿区歌舞伎町の出会い系バーに頻繁に出入りしていた〉と報じ、スキャンダルになった。

 「官邸からのリークなのは明らか。前川氏が信用できない人物というレッテルを貼るためのネガティブキャンペーンです」(政治部記者)

 ただおかしいのは、前川氏は出会い系バー通いをあっさり認め、その理由を「貧困女性の実地調査のため」と語っていること。週刊文春では、3年間で30回以上会っていたという26歳の女性、A子さんのインタビューを掲載している。

 雑居ビルの一室にあるそのバーは、男性は1時間3500円、女性は無料で、交渉次第で店外デートもできる。A子さんが前川氏と初めて会ったのは2011年。常連の前川氏は偽名の「前田」から「まえだっち」と呼ばれていたという。

 格好はいつもスーツで、バッグはボロボロ、ただネクタイはエルメスをつけていたという証言がリアルだ。前川氏はそこで会った若い女性と食事を共にしたり、マジックバーやダーツバーに連れていったりしていたようだ。女子の求めに応じて、マクドナルドやケンタッキー、すしざんまい、たまに焼き肉というデート内容。

 肝心の肉体関係は、A子さんによれば、「ありえないですよ。私、おじさんに興味ないんで。口説かれたこともないし、手をつないだことすらない」という。だとすれば目くじら立てるほどのことかと思うが、前川氏が研究目的だったかというと、おそらく違うだろう。「好きだったから」と言ってくれればスッキリするのだが。

 ■中村竜太郎(なかむら・りゅうたろう) ジャーナリスト。1964年1月19日生まれ。大学卒業後、会社員を経て、95年から文藝春秋「週刊文春」編集部で勤務。NHKプロデューサーの巨額横領事件やASKAの薬物疑惑など数多くのスクープを飛ばし、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の大賞受賞は3回と歴代最多。2014年末に独立。16年に『スクープ! 週刊文春エース記者の取材メモ』を出版。