【元文春エース記者 竜太郎が見た!】ジャニーズ事務所がおびえる元SMAP3人のゲリラ戦法、ネットの敬遠を逆手に一気に攻め込み

香取、草なぎ、稲垣(写真)の動きは迅速だ

 稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)の元SMAPジャニーズ独立組がいよいよ本格始動だ。11月2日から3日間ぶっ通しで放送されるインターネット番組「72時間ホンネテレビ」(AbemaTV)に3人が生出演。独立後初共演となる3人は、これまでやってこなかったSNSを解禁、稲垣がブログ、草なぎがユーチューブ、香取がインスタグラムを開始する。

 「いったい何を語るのか大注目です。その発言内容に戦々恐々としているのが他ならぬジャニーズ事務所。ネットテレビは生放送ですから、思わぬ本音が飛び出すこともある。古巣の批判がないともかぎらない。3人が主演の映画タイトルに引っ掛けて『クソ野郎とは誰?』という話題になると盛り上がりは必至です」(スポーツ紙記者)

 そもそもSMAP解散の引き金になったのは週刊文春のメリー喜多川副社長(ジャニー喜多川社長の姉で経営面の実質的トップ)インタビューで、元SMAPのマネジャー女史を呼び「SMAPを連れて今日から出ていってもらう」と言ったのがきっかけ。結果、女史は退社し、先のメンバーは後を追った。女史も表向きは芸能界には関わらないと言い続けたが、実際は水面下で動き、受け皿となる事務所を立ち上げた。

 「やり手の女史はメリーさんの手法を知り尽くしているから、ジャニーズにとっては手ごわい相手。ジャニーズがネットを敬遠しているのを逆手に取って、そこから一気に攻めてきた。地上波キー局はジャニーズに忖度(そんたく)して、思うように活動ができないのを見越してのこと。AbemaTVの社長でもあるサイバーエージェントの藤田晋社長とは昵懇(じっこん)の仲で今回の企画を通しましたが、ジャニーズ上層部はAbemaTVのパートナーであるテレビ朝日に放送中止にするよう直訴したようです」(前出・スポーツ紙記者)

 芸能界はジャニーズとの関係悪化を気にするため、ゲスト選びも難航。市川海老蔵、関根勤、キャイ~ン、山田孝之、GLAYが発表されたが、放送当日までわからない。そんな中、TOKYO MX「5時に夢中」に稲垣が生出演し大騒動になったが、「MXは地上波とはいえ東京ローカル局。ジャニーズはギリギリのところを突いてくる独立組に相当イラついています」(同前)

 まさにゲリラ戦法。3人の今後の動きに目が離せない。 

 ■中村竜太郎(なかむら・りゅうたろう) ジャーナリスト。1964年1月19日生まれ。大学卒業後、会社員を経て、95年から文藝春秋「週刊文春」編集部で勤務。NHKプロデューサーの巨額横領事件やASKAの薬物疑惑など数多くのスクープを飛ばし、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の大賞受賞は3回と歴代最多。2014年末に独立。16年に『スクープ! 週刊文春エース記者の取材メモ』を出版。