【時代のサカイ目】ネット足場に飛躍する元SMAP3人 香取はインスタフォロワー100万人突破

たくましくなっていく稲垣、香取(写真)、草なぎ

 元SMAPの3人が旋風を巻き起こしている。

 長年所属した事務所を退社した稲垣吾郎(43)、香取慎吾(40)、草なぎ剛(43)。満を持したかのように“新しい地図”での活動を発表。これまでのテレビというフィールドだけでなく、ネットの世界にも足場を築き始めた。

 インターネットのAbemaTVで『72時間ホンネテレビ』に3人で出演。総勢138組という多彩なゲストとの生放送で新境地を開拓。

 元SMAPでオートレーサーの森且行選手(43)を招いてのトークでは、6人組時代の裏話に花が咲いた。

 市川海老蔵(39)は、草なぎ・香取組と稲垣・海老蔵組に分かれて、スマスマのビストロSMAPを思い起こさせるようなキャラ弁作り対決。

 きゃりーぱみゅぱみゅ(24)とダンスステージを楽しんだり、堺正章(71)が昨年暮れの焼き肉店集結の裏話も披露したり。

 矢沢永吉(68)や笑福亭鶴瓶(65)からの応援コメント、草なぎの愛犬や稲垣の同居人のヒロくんも登場し、にぎやかな番組になった。

 フィナーレは72曲のメドレー。「ぼくら、曲がないんで」と『学園天国』からスタートし『あの素晴らしい愛をもう一度』『負けないで』『ファイト!』『雨上がりの夜空に』。そして締めくくりは番組のテーマ曲『72』。

 番組中、草なぎはYouTubeへの動画を配信し、3日間で536万回の再生、香取はインスタグラムを活用し、フォロワーは100万人を突破。稲垣はアメーバブログランキング総合で1位となった。3人はグループではないが、棲み分けができているようだ。

 番組は累計視聴数7400万回という驚異的な数字を記録。

 今やスマホの普及率は13~59歳では9割を超えている。CDセールスやテレビの視聴率が軒並み数字を落とし、雑誌の売り上げ部数が減っているのも、ネットの普及が大いに関係している。そんな中、ネットの世界にシフトするのは時代を捉えた選択である。

 元SMAPは退社組と残留組で確執も取りざたされるが、一昨年に就任した東京パラリンピックの公式応援サポーターとして、2020年に再集結するのではないかとも言われている。

 時を経てバラバラになった元SMAPの6人が東京パラリンピックで同じステージに上がり、笑い合って一列に並ぶ日がやって来そうだ。

 それぞれがたくましく新しい地図を描き始めた。

 ■酒井政利(さかい・まさとし) 南沙織・郷ひろみ・山口百恵・キャンディーズ・矢沢永吉ら300人余をプロデュースし、その売上累計は約3500億円。「愛と死をみつめて」、「魅せられて」で2度の日本レコード大賞を受賞した。2005年度、音楽業界初の文化庁長官表彰受賞。