【壇蜜のもっとハァハァしてる?】寒~い玄関で「しまった!!」防止 差し入れや水などにはささやかな利点も

忘れちゃいけないこともあるんですよ

★其ノ弐百弐拾参

 日頃から物忘れの激しい日々を送っています。老化や何かしらの身体的問題ではなく、完全なる性分ですので、困りながらも付き合っていかなくてはいけない…、そう思いながら、メモをとったり、携帯のアプリを活用したりする次第です。

 しかし、先日も「空港のコインロッカーに預けた荷物を引き取り忘れて帰宅」や「ロケ先でメモをとっていたらペンも紙も借り物の衣装のポケットに入れたまま返却」などのヘマを連発してしまったため、そんなに忘れて、私の人生何が大切なのか…と自問自答してしまうほどでした。

 最近では、玄関に明日持っていくものや、やるべきことを置いておく、もしくは紙に書いて貼っておくといった水際作戦で、自宅から出発する際に生じかねない「しまったー!!」を防止しています。大事なものは仏壇に…が実家にいた頃のモットーでしたが、今では忘れてはいけないものは玄関に…に進化を遂げております(進化かどうかは不明ですね)。

 この時期の玄関先は都内でも冷えますし、わが家はあまり暖房を付けないこともあり、ちょっとした冷蔵ゾーン状態です。ですからチョコレートやキャンディーなどの差し入れを忘れないようにセットしても、溶ける心配がないので安心というささやかな利点もあります。

 仕事場に持っていきたいお水も「常温では飲みにくい。冷やしすぎてもお腹が弱ってしまう。さてどうしたものか…」という事態が生じたときは最適な保管場所になります。実際に何度か試してみましたが「おお、ちょうどいい冷たさじゃないか」と感動するほどでした。天然の冷蔵庫ならぬ人工の冷え込み場所。

 家のなかでホットな場所は、わが家の猫がよく知っているので、猫といれば温かい時間を過ごせますが、特に冷え込む場所というのはなかなか見つけにくいものかもしれません。

 毎朝、玄関先で荷物の確認をすれば、冷気で頭もさえて忘れ物が減るかもしれません。季節限定ですし、家から出る際の忘れ物防止のみですが…。

 ■壇蜜(だん・みつ) 1980年12月3日生まれ、秋田県横手市出身。本名・齋藤支靜加。158センチ、B85・W60・H89。昭和女子大卒。環境省が任命する「省エネ住宅推進大使」。2018年1月27日公開「星めぐりの町」に出演。本連載などをまとめたエッセー集「壇蜜歳時記」(大和書房)も好評発売中。

 板尾創路とのテレビ埼玉「板尾壇(談)」(月曜午後11時半)、NHKラジオ第2「高校講座 保健体育」(水曜午後8時10分)、文化放送「壇蜜の耳蜜」(月曜午後7時半)に出演している。