【アイドルSEXY列伝】深田恭子、過度の肌露出は完全封印 “女性向け”で写真集再興の流れを作った

深田恭子

 一時期は製作冊数激減で大ピンチに陥った写真集業界。長引く出版不況を背景に1万部売れてくれれば御の字、という時代が続いておりました。

 売れない時代、製作現場はとにかく経費を削減することだけに執着。

 ひとりのタレントでロケを組むことはめったになく、ギャラの安いグラドル数人をまとめて南の島へ連れていき撮影。

 同時にDVDも撮影し、雑誌媒体の優先パブリシティー権も製作費の一部としていました。

 ひとりあたりの撮影は1~2日程度で1冊を仕上げてしまう。

 1組目の撮影が終わると移動費を削減するためにカメラマン、ヘアメーク、スタイリストは現地に常駐させ、次のグラドル第2部隊を送り込む。まさに粗製乱造の時代。当然部数も伸びません。

 印刷、製本経費のかかる写真集は次第に敬遠され、とにかく肌露出至上主義の着エロDVDに推移していったわけです。

 グラビア誌も大激減し、このままではタレント写真集の製作は終わってしまうだろうと。

 しかし、今年に入って乃木坂46、欅坂46メンバーのソロ写真集が大好調。特に2月に発売された乃木坂46メンバー、白石麻衣様の『パスポート』(講談社)はすでに25万部突破のヒット。

 先日発売された欅坂46メンバーの長濱ねる様の『ここから』(講談社)も初版12万部。

 内容を見ると、とくに過激ではないのです。衣装もオシャレでタレントの魅力を最大に表現しているのがポイント。

 いずれも女性が嫌悪感を持たない美しい写真なのです。

 最近、人気若手俳優の写真集も増えています。価格もお手頃な3000円以内。つまり、女性の写真集購買層が確実に増えているわけです。

 このような写真集再興の流れを作ったのが、深田恭子様ではないか、と。

 昨年だけで写真集3冊をリリース。とくに2冊同時発売されたうちの女性向け『This Is Me』(集英社・編集『MAQUIA』)が新たな購買層開拓に果たした役割は大きい。

 恭子様の最新写真集『palpito』(講談社)が今、手元に。過度の肌露出は完全封印されているのですが、爽やかにエロい。

 マニアックですが、デビュー写真集から見返して女の一生、成長を感じる鑑賞法もおススメです。(永瀬白虎)