【2018年 芸能界ズバリこうなる】2018年を引っ張るのは綾瀬はるか テレビ局ではテレビ東京がさらに躍進か

綾瀬はるか(写真)と永山絢斗の活躍に注目だ

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 2017年もいろいろとあった芸能界。18年はどうなるのか。芸能評論家・肥留間正明氏がベテランの目でズバリ斬る。

 まずは18年を引っ張っていくであろう俳優は誰か。

 真っ先に思うのは今年33歳になる綾瀬はるか。NHK大河ドラマ『八重の桜』(13年)で国民的女優になったが、NHK大河ファンタジー『精霊の守り人』の主役のバルサ役で新しい世界に踏み込んでいる。

 このドラマはすでに海外からのオファーも多いそうだ。何がすごいかといえば、そのアクション。槍の殺陣はスタントなしかと思うほど。殺陣のスピードに目を見張る。日本の女優は内面性が重視されるが、それを超越したアクション女優として世界で通用する域だ。米倉涼子(42)の後継者として、頭ひとつ抜きんでたか。

 男優なら、永山絢斗(28)。久しぶりに正統派の二枚目だ。注目したのは15年のNHKBS時代劇『一路』。動向が気になっていたが、テレビ朝日系『ドクターX』で若きドクター役を演じ、米倉涼子を相手に存在感を見せつけた。ドラマ製作者も彼の立ち位置を配慮して、粗雑な描き方をしていない。

 今年には主演ドラマがスタートし、次回の『ドクターX』にも必ずキャスティングされるはず。キムタク以上の資質とアクティブな性格が気に入った。

 お笑い界では今年、ビートたけしは71歳、タモリは73歳、志村けんは68歳。一時代を築き上げた大物もそろそろ世代交代か。後継者は内村光良(53)が最右翼。今さらブレークとは言わないが、コントの質の高さは目を見張る。計算し尽くされている。星野源(36)や吉田羊(年齢非公表)など若手や女優も出演、若いファンもしっかり掴み、一度観たら必ずチャンネルをひねるはず。志村の後釜は間違いなく内村だ。

 テレビ局ではテレビ東京がさらに躍進するだろう。選挙番組で高視聴率をたたき出す池上彰氏(67)のようなジャーナリスト、学者、芸術家、経済人、実力派のアーティストにとどまらず、素人まで起用し、見ごたえのある番組を作っている。

 視聴者は、お笑いタレントに依存したバラエティー番組にうんざりしている人も多いだろう。弱い者いじめや笑いを強要するバラエティー番組は激減するかもしれない。そのとき、わが世の春を満喫したバラエティータレントたちも淘汰の時代がやってくる。(芸能評論家・肥留間正明)