【元文春エース記者 竜太郎が見た!】逮捕の西山茉希の前所属事務所社長、「女調達」で世渡りしたゲスっぷり 暴走族上がりでホラ吹き

西山茉希

 「西山茉希が噛み付いてきた」

 「マネジャーの1人が横領をしていて、それさえなければお金をもっと支払えていた」

 「裁判になったら、これでもかっていうくらいにやりますよ」

 昨年6月、ワイドショーの取材に対し激しい口調で反論していたのはタレント、西山茉希(32)の前所属事務所「オフィスエムアンドビー」社長の池田啓太郎容疑者(52)だ。

 西山が給与の未払いやデビュー以来13年間昇給がなかったことなどを女性誌で告発し発覚したトラブル。“奴隷労働”かタレントのわがままか、世間の意見は分かれたが、一方の当事者である池田容疑者は昨年12月15日と今年1月5日に覚せい剤取締法違反(使用)容疑で警視庁南大沢署に逮捕されていた。

 「昨年10月に覚醒剤事件で逮捕された女性から池田容疑者が浮上。翌月に家宅捜査した際、彼はベランダで倒れていました。病院に搬送され、覚醒剤の陽性反応が出ましたが逃亡。12月に長野県小諸市で発見されたときには、覚醒剤と使用器具が見つかった。2回の逮捕はそれぞれ東京と長野で覚醒剤を使用した疑いです」(捜査関係者)

 池田容疑者は「仕事のストレスでやった。新宿で外国人から買うなどして手に入れた」と犯行を大筋認めているという。

 同容疑者を古くから知る友人は、ハッタリ屋だと評する。

 「身長180センチ超で太ってガタイがよく、とにかく押し出しが強い男。20年ほど前に芸能の仕事を始めたのですが、それまでは呉服屋、不動産屋、自動車ディーラー、アダルトビデオ業者をやっていた。口がうまく、周囲はインチキブローカーだと気づいているのに芸能界の実力者に取り入ってうまく立ち回っていましたね。ある大物に1000万円の高級外車を献上して気に入られたのは有名な話です」

 暴走族上がりで、自らヤクザの息子だとか呉服屋の息子だとかうそぶき、相手を信じ込ませて世渡りしていたらしい。過去には高岡早紀(45)や加護亜依(29)、ソニン(34)らをセクシー映画に出演させると嘘をつき、それを信じた会社との間で代金1億7000万円を巡る訴訟になったことも。

 「池田の力の源泉はオンナです。芸能界に足がかりを作ったのもアダルトビデオ。そこで知り合った若い女を芸能関係者にあてがっていたからで、西山茉希が有名になってからはさらに女の調達に拍車がかかった。池田に肉弾接待の世話をしてもらった男も多い。ある有名芸能事務所の社長などは、『池田先輩』と呼んで慕っていたほどです。ワルが気に入られ、デタラメが通用するのが芸能界の特殊なところですが、まじめにやっている人間からしたら、たまったもんじゃありません」(大手芸能プロ幹部)

 ■中村竜太郎(なかむら・りゅうたろう) ジャーナリスト。1964年1月19日生まれ。大学卒業後、会社員を経て、95年から文藝春秋「週刊文春」編集部で勤務。NHKプロデューサーの巨額横領事件やASKAの薬物疑惑など数多くのスクープを飛ばし、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の大賞受賞は3回と歴代最多。2014年末に独立。16年に『スクープ! 週刊文春エース記者の取材メモ』を出版。