【壇蜜のもっとハァハァしてる?】解雇の危機もあった「魚をじーっと見る癖」

じっと見つめているときは…

★其ノ弐百弐拾七

 メダカを飼っています。薄い黄色で3センチぐらいの、いわゆる“THEメダカ”というような種類の子たちです。

 ベランダに容器をセットして飼育しているのですが、エサがもらえる気配を感じると、「エサだ、エサだ」と言っているかのように水面でちょろちょろと主張をしてくるので、「かわいいなぁ、でもゲンキンだなぁ」と思いつつ、エサやりを楽しんでいます。

 体の割には大きな目、素早い動きに、ピョコピョコした愛らしい尻尾が特徴のメダカ。じっと見ていると、時間がたつのを忘れます。私は魚全般をじっと眺めてしまう癖があるので、朝の忙しい時間帯などは特に注意しなくてはいけないのですが…。

 魚をじっと見る癖はずいぶん前から備わっているようです。小学生のときは、実家の金魚をじーっと見て過ごすのが好きでしたし、水族館へ行けば回遊魚のコーナーから離れようとしなかったそうです。動きを見ていたのか、はたまた魚の体を見ていたのか…、今となっては思い出せないのですが、何となくエラや口もとの構造が不思議で、「なんでこんな姿でここにいるんだろう」と疑問に思いながら見入っていたような気がします。水中で生きていけるのか、そもそも不思議だったのでしょう。

 少し前には、魚をじっと見すぎて解雇の危機に遭遇したこともあります。20代後半の少しの間、とある小料理屋さんで給仕のアルバイトをしていました。そのお店には立派ないけすがあり、カワハギやアジ、ヒラメなどが常に泳いでいる状態でした。

 当然、「食材」なのでいなくなったり追加されたりと入れ替わりの激しい水槽でしたが、海の魚をじっくり見る機会がなかった私には水族館のようなワクワク感がありました。給仕の合間に、休憩時間に、掃除の最中に…と、あまりにもチラチラいけすを見るものだから、上司の方に「もう、齋藤さん、よそ見しないの!!」と注意を受けてしまうこと数回…。あきれられておりました。

 今でもカワハギの模様や顔が何とも不思議で、一番見入っていたなぁと思い出します。反省していませんね、すみません。

 ■壇蜜(だん・みつ) 1980年12月3日生まれ、秋田県横手市出身。本名・齋藤支靜加。158センチ、B85・W60・H89。昭和女子大卒。環境省が任命する「省エネ住宅推進大使」。テレビ朝日系「ホリディラブ」、映画「星めぐりの町」に出演中。

 板尾創路とのテレビ埼玉「板尾壇(談)」(月曜午後11時半)、NHKラジオ第2「高校講座 保健体育」(水曜午後8時10分)、文化放送「壇蜜の耳蜜」(月曜午後7時半)に出演している。