【テリー伊藤 狸の皮算用】ノーブラ、胸触られた…ぶっちゃけトークの丸山桂里奈は“超想定外”で指導者向き

丸山桂里奈

 最近、バラエティーやトーク番組に引っ張りダコなのが、サッカーの元日本代表の丸山桂里奈だ。

 やれ役者や芸人、アスリートらつき合っていた元カレ全員が自分の裸、それも風呂から出て仁王立ちしているショットなどの写真を撮っているだの、やれ選手時代に監督に胸を後ろから触られただの、やれふだんからノーブラ、ノーパンで過ごしているだの…と問題発言連発。

 私も番組や雑誌の対談などで、彼女とは5、6回会っているけど、いつも必ず駄菓子などを持ってきて、丸腰トーク全開してくれる。「今度、デートしましょう」と言われたこともあった。しかし、万がイチ、デートからエッチに進んだら、翌日、テレビでぶっちゃけ暴露されそうだ。

 ま、お茶するだけなら、こんな楽しい子はいないね。最近は頭のいいタレントが多く、トーク番組でも事前に頭の中でしゃべりを組み立てて、こうすればウケる、最後はこういうオチにしようと計算している。こうした笑いと違い、彼女の場合はルールがないというか、何を言い出すかわからないところが面白い。

 なでしこジャパンは、2011年のW杯ドイツ大会で優勝、翌年のロンドン五輪でも銀メダルを獲得、国民栄誉賞も授与されている。「男に8股かけられた」などの話と国民栄誉賞があまりにもかけ離れているところもいいね。

 度胸がすわっているというか、修羅場をくぐってきたからこそ、ああいうことをさらりと言えるような鈍感力や少しのことでは動じない精神力を培ったのだろう。

 彼女に「現役時代もこうだったの?」と聞いたら、昔からぶっちゃけで話していたから、後輩たちからも仲間意識を持たれ、「桂里奈」と呼び捨てにされたり、食後に自動販売機に買いに行こうとするとき、「ついでに私のも買ってきて」とパシリをさせられたりしたんだとか。

 運動部は上下関係が厳しい。しかし、「シュート練習のとき、先輩から絶対に蹴れないようなところにわざとボールを出されるなどのイジメを受けていたので、自分はそういうことをしたくなかった」と言っていたのが印象的だ。

 彼女なら、スポーツ界にはびこる理不尽な後輩イジメなどを変えられるかもしれない。バラエティー・タレントとしても逸材なんだけど、日本のスポーツ界のことを考えると、彼女みたいな人物が指導者として引っ張っていくことも面白いんじゃないか。

 丸山桂里奈に新しい指導者像を期待したい。