【泉谷しげるの毒舌コラム オレに言わせろ!】弟子同士の暴力沙汰を内々に?ど~なってンだ 「権力」を持ってるつもりの親方は大目に見れん!

いかんよ、春日野親方も暴力を内々で済ませてはなあ

 大相撲初場所は、平幕力士の活躍で見応えがあった。

 なのに場所外ではまた暴力沙汰だよ。兄弟子が弟弟子をささいなことでボコってしまい、大けがを負わせて、廃業させる事態になったのに、親方は事を内々で済ませようとしたとか。ど~なってンだ、この団体は!

 テレビで「角界の常識は世間の非常識」と言った人がいたが、うまいこと言ったもンだな。オイラは“命をかけて闘ってる者には多少の非常識は大目にみてやれ派”だがさ、弟子同士の暴力沙汰なンざ、内々に処理できるゾと「権力」を持ってるつもりの親方のことは大目に見れんワイ。注意すべきは“親”だとは、いやはや。

 こんな「権力」の濫用をみていると、そもそも「憲法」がどうしてつくられたのかということに思いが及ぶわけだ。

 かつて「権力」が集中して「独裁政治」になり、大きな「戦争」になったという“歴史”を繰り返さないために「憲法」はできたのだ。

 ところが「政権」が暴走しないよう、国民が監視するためにつくられたハズの現憲法が、政権の都合で改正されようとしてるのだな。

 もちろん憲法は改正できる。改正できるところは、現状に合うように改正すべきだとは思う。だが、国の存亡にかかわることとなれば、その理由は明確にされなければならないだろう。

 百歩譲って改正するとして…、「専守防衛」とはナンだ!? 相手が攻撃してきてから応戦するとか、まどろっこしいこと言ってないで、こういった状況では「戦闘してよし」と記載すべきではないのか。

 現実に戦闘状態になったら北のミサイルは20分くらいでわが国に届くワケだから、こちらは10分以内で応戦できる兵器を用意していいとキッパリ明記しないと!

 とにかく考えるのが面倒くさくなるような説明ではなく、「改正」の必要性を子供にもわかるようにしてもらわないと、現実的な「防衛」なンざできないと思うがな。

 今のヨーロッパは「テロ対策」を理由に「徴兵制度」を復活させているそうだ。テロ犯との交戦だけでなく、「サイバーテロ」対策も含まれてるが、国民の「団結」意識を高めるものだろう。まあ団結の動機が、今も「戦争」なンだから、ニンゲンは何も反省してないし、成長もしてないってことにもなるのか。

 スマホよ、もちっと「平和」のために役に立ちやがれよ。あ、オイラはガラケーだった。

 ■泉谷しげる(いずみや・しげる) シンガー・ソングライター、俳優。1948年5月11日、東京都生まれ。71年、ライヴアルバム『泉谷しげる登場』でデビューし、72年には代表作『春夏秋冬』を発表。70年代後半からは俳優としても活動を始める。

 69(ロック)歳を記念して過去の楽曲を収録したCD9枚と完全新作CDの10枚組アルバム『泉谷しげるの新世界「アート オブ ライブ」』が発売中だ。

 10日には、東京都品川区のタルマッシュで「新春・泉谷しげるトーク&ライブ~ファンの集い ペリスコもやっちゃえ~」を開催。2、3日には東京・日本橋のアンテナショップ「三重テラス」で、泉谷自身が絵付けした萬古焼が展示される。