サブちゃん慟哭…なぜ孤独死、次男は「よき相方だった」

1988年、モンゴルで誠さん(右)と過ごす北島(共同)

 7日、東京都内で会見し、3日に死去した次男で会社役員の大野誠さん(享年51)への思いを語った歌手の北島三郎(81)。愛する息子の突然の“孤独死”という最期を受け止められない父親の悲哀がにじむ。

 「つらい…」「大事な、大好きな、かわいいわが子が先に旅立ってしまった…」と憔悴しきった北島。2014年7月、実弟で事務所常務だった大野拓克さん(享年67)の死に続く肉親の死。黒のスーツとネクタイで胸を張って歩くなど気丈な姿も見せたが、無精ひげのままなど、ショックは計り知れない。

 東京都調布市の自宅で一人きりで死んでいた誠さん。北島といえば、愛馬キタサンブラックが史上最多タイのGI7勝を達成するなど明るい話題が多かっただけに、あまりにも寂しすぎる死だ。

 北島の長男で北島音楽事務所の大野竜社長によると死因は「心不全」。大野社長が最後に連絡をとったのは2月22日で、そのときには変わった様子はなかったという。

 「自宅で創作活動に入るとこもって集中するタイプ」で連絡をとりにくいことがたびたびあったという。本来なら1、2日で折り返しがあったが、今回は1週間も連絡がなかったため、警察に連絡をしたという。

 北島ファミリーの歌手、北山たけし(44)と大江裕(28)のデュエット曲を制作中だったという誠さんを「息子であり、良き相方でもあった」と北島。「わが子ながらセンスがある。僕はすごく買いますね彼の才能を」とも。

 最後にあったのは今年の正月。今でもその死を受け止められない。「テレパシーでいいから、空から俺が困ったときには一節送ってくれよ」