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昭恵夫人のスピリチュアルな迷走 「愛の人」ゆえに利用されやすいのかも… (2/2ページ)

 ラガルドIMF専務理事やシェリー・ブレア氏ら国際的女性キャリアの話から、バングラデシュにあるアジア女子大学の話題になり、昭恵夫人がパトロンのひとりであることも知った。

 貧しい女性に機会を与えたいという運動に共鳴し、「お金集めに私の名前があったほうが、みんなが安心して拠出してくれるのなら、どうぞ私を使ってくださいと言いたい」と語っていた。

 その姿勢は“性善説”そのもので、発言に嘘はないように思えた。

 「私は何をしようとか思っていなくて、何の能力もないんですが、神さま使ってください、と思っています」

 曽祖父の森永太一郎は米国留学中キリスト教の影響を受け、帰国後、子供たちに栄養価の高いお菓子を食べさせようと起業した「愛の人」。昭恵夫人も「その血が流れている」と言った。

 だからこそと言うか案の上と言うか、利用されやすい人なのである。

 ■中村竜太郎(なかむら・りゅうたろう) ジャーナリスト。1964年1月19日生まれ。大学卒業後、会社員を経て、95年から文藝春秋「週刊文春」編集部で勤務。NHKプロデューサーの巨額横領事件やASKAの薬物疑惑など数多くのスクープを飛ばし、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の大賞受賞は3回と歴代最多。2014年末に独立。16年に『スクープ! 週刊文春エース記者の取材メモ』を出版。

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