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【高須基仁 人たらしの極意】「エスプリの香りが漂っている」花咲かせた水丸さんとの“野際談義”ももう… (2/2ページ)

 あるとき浅草の元SKDダンサーがママを務めるスナックで、一献傾けていると、「私が一番ひいきにしている女性アナウンサーはね…」とポツリ語り出した。

 そのひとりが亡くなった野際陽子さんだった。

 「野際陽子にはフランスのエスプリの香りが漂っている。NHKを辞めてまでソルボンヌ大学に留学していたからね」

 戦後、ハリウッド映画一辺倒の風潮で、ヨーロッパ映画をこよなく愛した水丸さんは、「クローネンバーグの監督作品には野際さんのイメージが重なってしようがない」とも言っていた。

 われわれは、大東京の平和を脅かす“悪”と闘う無国籍な6人の猛者たちが活躍するドラマ「キイハンター」で女スパイを演じた野際さんにも夢中になった。ひとしきり野際談義に花を咲かせたが、2人とも居なくなってしまった…。 (出版プロデューサー)

 ■高須基仁の“百花繚乱”独り言HP=「高須基仁」で検索

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