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絶滅危機を救う使命感も…進化形オルガン・ジャズ、満を持してCDデビュー 「マホガニー・オルガン・オールスターズ」のデビューアルバム (2/2ページ)

 王道的なオルガン・ジャズ編成で繰り出す演奏は、古き良きオルガンサウンドを大切にしつつも、ポップさを兼ね備えたサウンドが持ち味。

 13曲中7曲がオリジナル。オープニングを飾る「D.D.」は、ギターの鈴木のカッティングから始まるが「タイトルは『Defeat the Destiny』の頭文字。『運命を打ち破れ』との思いをメンバーが楽器を使って表現した」と山本。それぞれのアドリブが絡み合う1970年代のフュージョンスタイルに仕上がった。

 マイケル・ジャクソンの「ブラック・オア・ホワイト」やレッド・ホット・チリ・ペッパーズ「キャント・ストップ」などもカバー。ソウルやファンクも自分たちなりの味付けで、温かく響く心地よいサウンドへと変貌させている。

 この夏は世界トップクラスのミュージシャンが集う「ウィーン・ジャズ・フェスティバル」(オーストリア)にも参加。山本は「アルバム完成がゴールではなく、スタート地点ということを再確認しました」と新世代オルガン・ジャズの可能性を探り始めた。 (高山和久)

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