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反中国で干されたリチャード・ギアが見せた気骨 自主製作作品で自身の過去最高の評価 (1/2ページ)

 「リチャード・ギア最高の演技」(NYタイムズ)と、全米メディアがこぞって絶賛しているのが、4月に公開された主演作「ノーマン」(原題)。

 続く5月公開の「ザ・ディナー」(原題)も好評で、ギアの「立てつづけの勝利」に、留飲を下げた映画評論家も多いのでは。

 というのも、彼は数々の反中国発言で、かの国からにらまれ、「チャイナ・マネーに頼るハリウッドから干されている」と報じられたからだ。

 窮地のギアが、インディペンデント(自主製作)作品で自身の過去最高の評価を受けるのは皮肉な話だが、映画ファンにはうれしいニュースだ。

 「アメリカン・ジゴロ」「プリティ・ウーマン」「シカゴ」など数々のヒット作で知られるスターで人権活動家のギア。反中国の姿勢が公然となったのは、1993年のアカデミー賞にプレゼンターとして登場し、用意されたスピーチを無視して中国のチベット民族迫害を批判した時。政治的すぎると非難され、授賞式から出禁になった。

 しかしダライ・ラマと親交の厚い仏教徒のギアは、めげずに北京五輪のボイコット運動など人権活動を続けてきた。

 そのため中国は彼を敵視。「中国人監督と打ち合わせ後、監督にある筋から電話が入り出演がドタキャンになったことも」とギアは雑誌のインタビューで明かしている。もし従わなければ監督と家族は二度と中国から出られず、監督は職を失うことになっただろうという。

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