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『クイズダービー』共演の竹下景子、篠沢秀夫さん死去に「豪快な人でした」 (1/2ページ)

 テレビ番組「クイズダービー」(TBS系)でみせたユニークな人柄で親しまれた、フランス文学研究者で学習院大名誉教授、篠沢秀夫(しのざわ・ひでお)さんが26日未明、東京都文京区の病院で死去した。84歳。晩年は難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)と闘いながら、精力的に執筆や講演活動を続けていた。

 篠沢さんは1933年、東京都大田区出身。都立日比谷高校から学習院大、東大大学院に進学し、19世紀以降のフランス文学の文体を研究。パリ留学などを経て、明治大や学習院大で教授を務めた。著書には「文体学の基礎」「日本国家論」、訳書にモーリス・ブランショ著「謎のトマ」などがある。

 一研究者だった篠沢さんを一躍有名にしたのは77~88年に出演した人気番組「クイズダービー」だ。「3枠」の“宇宙人”こと漫画家、はらたいらさん(故人)や「4枠」の“3択の女王”こと女優、竹下景子(64)とレギュラー出演。

 「1枠」で、にこやかな笑みをたたえながら、上品な語り口で珍回答を連発。このため、誤答が多かったと記憶している人も多いが、実は正答率は3割を超えている。

 知識を問う問題や正答数が多いと「下品ですね」と語り、奇問が出ると「上品」と楽しむユニークな人柄でお茶の間にも浸透した。出場者が最後の賭けにでるときに使う「篠沢教授に全部」は、「はらたいらさんに3000点」とともに流行語にもなったほどだ。

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