記事詳細

【元文春エース記者 竜太郎が見た!】朝ドラヒロイン、葵わかなも出身者…地下アイドル“奴隷契約”の実態 あおられ、チケット販売のノルマも… (2/2ページ)

 「おたくファンを当て込んだ地下アイドルは全国で約1000グループあり、そのレベルに達しないアイドルは『地底アイドル』と呼ばれています。『AKB48』や『乃木坂46』を頂点にするピラミッドの、アイドル予備軍の裾野はますます広がっています。最初はキャパ50人くらいのライブハウスで、お客さんがメンバーの数より少ない2、3人という状況からスタートし、運が良ければ人気が出る。その中から『でんぱ組.inc』や『仮面女子』、『生ハムと焼きうどん』などメジャー級のホールを満席にするような成功を収めたグループも出てきた。NHKの朝ドラ『わろてんか』の主演に抜擢された葵わかなも『乙女新党』という地下アイドル出身者です」(アイドルプロデューサー)

 今回の原告もいつか売れると我慢した揚げ句、だまされていたと知ったというわけか。それでも「芸能活動は続けたい」ということからも、この手のトラブルは氷山の一角といえよう。

 ■中村竜太郎(なかむら・りゅうたろう) ジャーナリスト。1964年1月19日生まれ。大学卒業後、会社員を経て、95年から文藝春秋「週刊文春」編集部で勤務。NHKプロデューサーの巨額横領事件やASKAの薬物疑惑など数多くのスクープを飛ばし、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の大賞受賞は3回と歴代最多。2014年末に独立。16年に『スクープ! 週刊文春エース記者の取材メモ』を出版。放送中「ブラックリベンジ」(日本テレビ系)の監修を担当。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう