記事詳細

【元文春エース記者 竜太郎が見た!】猛省すべきは相撲協会の悪しき体質 日馬事件、協会関係者の反応は「たいした問題ではない」だった (2/2ページ)

 事件発生から1週間後に暴行事件を知った相撲協会が発表しなかったのも、暴力に対する認識の甘さ、つまりは「相撲界の常識」に基づいた、間違った判断だったと言えよう。

 一方で、相撲界全体を混乱に陥れている“戦犯”とされているのが、貴ノ岩の師匠で協会と対立している貴乃花親方だ。

 「理事会での傲慢に見える態度が映像で流れていますが、協会は御用マスコミを通じてネガティブな情報を流しています。そのため『貴乃花憎し、日馬富士かわいそう』という世論まで出てきた。しかし本来猛省すべきは、伝統にあぐらをかいている相撲協会の悪しき体質なのです」(前出・相撲記者) 

 ■中村竜太郎(なかむら・りゅうたろう) ジャーナリスト。1964年1月19日生まれ。大学卒業後、会社員を経て、95年から文藝春秋「週刊文春」編集部で勤務。NHKプロデューサーの巨額横領事件やASKAの薬物疑惑など数多くのスクープを飛ばし、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の大賞受賞は3回と歴代最多。2014年末に独立。16年に『スクープ! 週刊文春エース記者の取材メモ』を出版。放送中「ブラックリベンジ」(日本テレビ系)の監修を担当。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう