記事詳細

【元文春エース記者 竜太郎が見た!】覚醒剤逮捕の浅野父、ギリギリの「親心」 事務所社長だということ頑なに口を閉ざし… (2/2ページ)

 佐藤容疑者は大学卒業後、一般企業の営業職を経て芸能界のマネジメントの世界へ。一時は石倉三郎のマネジャーをしていたこともある。浅野忠信が中学生の頃、芸能界デビューとなるドラマ「三年B組金八先生III」のオーディションを勧めたのも父親の佐藤容疑者だった。その後浅野は、前出の監督作品に出演を重ね、「孔雀」(クリストファー・ドイル監督)、「モンゴル」(セルゲイ・ボドロフ監督)など海外映画の主演を果たし、近年は「マイティ・ソー」「バトルシップ」といったハリウッド作品にも重要な役で抜擢。そうした活躍の裏には父親との二人三脚、そして折々の確執や葛藤があったという。

 父親の逮捕を受け、浅野は、「父は大きな過ちを犯しましたが、僕にとってはたった一人の父ですので、今は父のことがとても気がかりです」

 優しくも切ない息子の言葉。佐藤容疑者はどう思うのだろうか。

 ■中村竜太郎(なかむら・りゅうたろう) ジャーナリスト。1964年1月19日生まれ。大学卒業後、会社員を経て、95年から文藝春秋「週刊文春」編集部で勤務。NHKプロデューサーの巨額横領事件やASKAの薬物疑惑など数多くのスクープを飛ばし、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の大賞受賞は3回と歴代最多。2014年末に独立。16年に『スクープ! 週刊文春エース記者の取材メモ』を出版。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう