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隠れ朝ドラ女王3法則 関西出身、女中役、朝ドラの先輩 (1/3ページ)

 NHK連続テレビ小説『わろてんか』のヒロインオーディションで、2378人の中から選ばれた葵わかな。大阪を笑いの都にすべく奮闘する藤岡てんを演じている。 だがその陰には、ヒロインを盛り立てる朝ドラ常連の名脇役がいる。いわば「隠れ朝ドラ女王」ともいえる彼女たち。その共通点や、存在感の大きさに迫った。

 てんを日々支える女中・トキを演じているのは、徳永えり。『梅ちゃん先生』『あまちゃん』に続き、これで朝ドラ3作目だ。

 

 落語家・月の井団真(北村有起哉)の妻・お夕を演じているのは、中村ゆり。『おひさま』を皮切りに、『梅ちゃん先生』では下村梅子(堀北真希)の担任・節子先生、『花子とアン』では、村岡英治(鈴木亮平)の妻・香澄を演じていた。

 老舗米問屋「北村屋」の女中頭・スミを演じているのはベテラン女優・楠見薫(くすみ・かおる)。『ふたりっ子』『芋たこなんきん』『ウェルかめ』『ごちそうさん』『マッサン』『あさが来た』、そして今回の『わろてんかと』と、足かけ20年、なんと朝ドラに7作も出演している常連中の常連だ。

 ◆大阪を舞台にした物語には、関西出身者が有利?

 先述した3人の一番の共通点は何か。それは出身地がすべて同じであるということだ。徳永は、大阪府吹田市、中村は寝屋川市、楠見は和歌山と、関西の出なのである。

 朝ドラの各作品は、東京と大阪それぞれの放送局で、半年交互に作られる。大阪制作の朝ドラは、おのずと関西弁が劇中に出てくる物語が多くなるが、今回の『わろてんか』も大阪制作。方言指導の手もそれほど借りずに関西弁を話せるというのは、起用する側からみても大いに助かるのだろう。

 ◆「商人の街」大阪制作の朝ドラでは、脇役は「女中役」を演じることが多い

 今回、徳永、楠見ともに同じ女中役を演じているが、特に楠見は、同じ大阪制作の『あさが来た』でも女中頭“かの”を好演。風吹ジュン演じる白岡よのと会話しているときの相槌「ほんに、ほんに~」のセリフで一躍脚光を浴びた。

NEWSポストセブン
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