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あなたはどう見る?トランスジェンダーの心の葛藤描いた映画「アバウト・レイ 16歳の決断」「ナチュラルウーマン」 (1/2ページ)

 性的少数者を表す「LGBT」という言葉は広辞苑の改訂版(第7版)に掲載されるまでに浸透してきた。しかし、その内面を理解することは簡単ではない。Tにあたる「トランスジェンダー」の心の葛藤を真正面から描いた映画が相次いで公開される。

 2月3日公開の「アバウト・レイ 16歳の決断」(ゲイビー・デラル監督)。主人公のレイは16歳、体は女だが心は男だった。レイは身も心も男として生きるためにホルモン治療を希望する。未成年のため、親の同意が必要だが、母親以外からは反対される…。

 レイは4歳で、自分の心は男だと認識する。学校で好きな女の子ができた。レイには「異性愛」だが、祖母はレズビアンとして生きればいいとホルモン治療に反対する。

 レイ役のエル・ファニングの体当たりの名演で、トランスジェンダーの苦悩と煩悶が痛々しく伝わってくる。

 もう1本も2月に公開予定のチリ映画「ナチュラルウーマン」(セバスティアン・レリオ監督)。

 ウエートレスでナイトクラブの歌手、マリーナは体は男だが心は女。恋人の男と暮らしていたが、男は病死。悲しみに暮れるマリーナだが、警察から偏見に満ちた事情聴取を受け、男の家族からは葬式への参列を拒否される。

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