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【ぴいぷる】菊間千乃、女子アナから弁護士へ転身「法廷がわたしの居場所」 証人尋問はまるで生放送 (3/3ページ)

 『巨人の星』『アタックNo.1』などスポ根アニメも好きで、その物語に自分を投影させていた。

 「なので、司法試験に挑戦するときも、難しい試験とはいえ、先生に食らいついていけば、大丈夫だと思っていました」

 フジテレビ在職中の2005年、大宮法科大学院大学に入学。朝7時から昼3時まで仕事をし、夕方から深夜まで授業と予習、復習という生活を続け、07年にフジを退社後、10年に2度目の受験で司法試験に合格。12年1月に松尾綜合法律事務所に入所した。

 「ロースクール時代から司法試験に合格したら会いたいと思っていた先生の事務所です。尊敬できる先生の事務所なら、ほかの先生も同じような人がいるんだろうなって思ったんです。基本は『何をやりたいか』よりも『誰とやりたいか』です」

 今後も、周りの人が「菊間にこういうことをさせたい」と声をかけてくれるものに、自分を委ねていくつもりだと言う。

 「そこで頑張ることで、枝葉が予想外のところに広がっていく。それが面白いんじゃないでしょうか」(ペン・鈴木恭平 カメラ・春名中)

 ■菊間千乃(きくま・ゆきの) 弁護士。1972年3月5日、東京生まれ。45歳。早稲田大学法学部卒業後、95年、フジテレビにアナウンサーとして入社。『こたえてちょーだい!』『めざましテレビ』などを担当。98年、生放送中にビル5階から転落して、腰椎圧迫骨折で入院。2007年に退社し、10年に司法試験合格。企業法務、紛争解決、コーポレートガバナンスなどを中心に幅広く活動。昨年、ワインエキスパートの資格を取得。著書に『私が弁護士になるまで』(文芸春秋)など。

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