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【ぴいぷる】渡辺真知子、留学で吹っ切れた「歌うこと苦しかったときもあったけど、今は楽しい」 キャリア40年は山あり谷あり (3/3ページ)

 「母が晩年、(亡くなった)父からのねぎらいの言葉で報われたと喜びを語っていたんです。その思いは、感謝の思いでいっぱいの今の私と重なって…。でも、これほど何度も作り直した曲もなかった。最後に浮かんだ曲はどれよりも元気な曲調になりましたが、母の思いにぴったりでした。改めて母の言葉の力強さを感じました」

 そして「歌うこと」は自分の根本だという。

 「歌うことが苦しかったときもあったけど、今は楽しい。今なんて、仕事で歌っているのに、まだ歌いたい。コンサートの後、カラオケに行こうって言ったら、スタッフから怒られたこともありましたよ」

 2年前に還暦を迎えた。これからの60代という10年には、いったい、どんなメロディーがつくのだろうか。

 「歌手としての人生はもっともっと研ぎ澄ましていきたいですね。でも50代の10年は、仕事が楽しかったけれど、ちょっと働きすぎたかも。還暦で生まれ直したのだから、後は自分の人生を楽しみたいかな。これからの自分がどうなっていくのか、本当に楽しみですね」(ペン・福田哲士 カメラ・寺河内美奈) 

 ■渡辺真知子(わたなべ・まちこ) 歌手。1956年10月23日生まれ、61歳。神奈川県出身。洗足学園短期大学1年生の時、ヤマハポピュラーソングコンテストで特別賞を受賞。卒業後の77年、「迷い道」でデビュー。近年はラテンやジャズにもアプローチした作品を手がける。

 現在デビュー40周年記念コンサートを開催中。主な公演は、3月10日=埼玉・リリックおがわホール(リリックおがわ(電)0493・73・2711)▽4月11日=兵庫・神戸国際会館(公演事務局(電)06・6966・8000)▽同12日=滋賀・守山市民ホール(同)▽同28日=千葉・青葉の森公園芸術文化ホール(同ホール(電)043・266・3511)▽6月16日=東京・ルネこだいら(労音府中センター(電)042・334・8471)など

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