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【桂春蝶の蝶々発止。】NHK大河ドラマの主人公は男性がいい 朝の連ドラは女性主役でバランス取れるのでは? (2/2ページ)

 古典芸能には、「軍記物」(=戦や外交など、戦記が語られる物語)と、「世話物」(=近松作品などに見られる、庶民のドラマ)があります。私は「大河ドラマは軍記物」「朝の連続テレビ小説は世話物」と位置付けたいのです。

 軍記物の主役はあくまで男にしておいた方が、1年間、無理なく楽しめる確率が高いと思いませんか?

 逆に、世話物である庶民的な朝の連続ドラマは、女性が主役を務めていますよね。それで一定のバランスが取れているのではないでしょうか。

 もちろん、大河ドラマでも、何年かに一度、「これは絶対!」と思える題材が見つかれば、ぜひ、女性主役でやっていただきたいですね。

 今回の「西郷どん」のように「原作・林真理子、脚本・中園ミホ」という希代の女性の書き手が大河を彩るのは、毎年でもいいと思うくらい素晴らしいです。

 そうそう。これから私は「女尊男卑」の時代が来ると思っています(すでに来てるかな?)。ですから、将来、平成以降を舞台にした大河ドラマが制作されるときには、当然、主演は時代の中核を担っていた「女性」でいいんです。

 皆さん、この話、整合性があるでしょう?(笑)

 ■桂春蝶(かつら・しゅんちょう) 1975年、大阪府生まれ。父、二代目桂春蝶の死をきっかけに、落語家になることを決意。94年、三代目桂春団治に入門。2009年「三代目桂春蝶」襲名。明るく華のある芸風で人気。人情噺(ばなし)の古典から、新作までこなす。14年、大阪市の「咲くやこの花賞」受賞。

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