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【編集局から】さだまさしの歌に心酔、韓国歌手が響かせた「海は~死にま~すか~」

 「海は~死にま~すか~」。休日の昼間、子供たちが駆け回るのどかなショッピングモールの広場に、こんな歌声が響き渡りました。

 やっぱりあの曲、シンガー・ソングライターのさだまさし(65)が作詞作曲し、1980年に発売された「防人(さきもり)の詩(うた)」でした。

 キーボードを弾きながら甘い声で歌っているのは白い衣装に身を包んだイケメン歌手。気になって調べてみると、LEN(レン)という韓国出身の34歳で、2013年から日本を拠点に活動しているそうです。

 日露戦争の中国・旅順での激しい攻防を描いた映画「二百三高地」の主題歌として作られたこの曲。さだ本人の意図とは逆に、当時は「戦争礼賛」などと批判されたことでも知られています。

 LENの公式サイトによると、日本で活動するなかで、さだの歌に心酔したとのこと。日本で昨年発売したミニアルバムにも「防人の詩」が収録されているそうです。

 いろんな意味でメッセージ性が強く、思わず足を止めてしまいました。これこそ歌の力なのでしょう。(N)

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