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【坂上忍の白黒つけて何が悪い!】人間って実に面白い生き物だと思わせてくれた プロゲーマーの世界描く「リビング ザ ゲーム」 (1/2ページ)

 非常に興味深く観させていただきました。なぜならば、わたしにはまったく興味がない世界で、正直、相手にもしていなかった人々の話だったからです。

 本作はプロのゲーマーたちを追い続けたドキュメンタリー作品です。

 では、プロのゲーマーとは?

 世界で開催されている大会にエントリーし、賞金を稼ぎ、賞金を稼げばおのずとスポンサーの目に留まり、スポンサー収入と併せて生業としている人々のこと。

 わたしのようなゲーム音痴な人間は「ゲームの大会なんてそんなにしょっちゅうやってるの?」「それで飯が食えるってほんと?」と勘繰ってしまうのですが、実際に世界中にプロとしてキチンと生計を立てている人がけっこう存在していることに、まずビックリ。

 そして、大会が想像を超えるような盛り上がりを見せていることに、またビックリなんです。

 ですが、本作は上っ面をなぞるだけでは終わりません。プロゲーマーたちの不安、葛藤、挫折にもしっかり切り込んでいる。

 そりゃあそうですよ。今の時代、終身雇用なんて死語ですから。サラリーマンをやってたって安心なんか得られない。

 それはわたしも同じ。子役の頃から役者をやっていて芸歴50年近いキャリアがあっても、なんの保障もないんです。

 となると、いくら日本のゲームが世界を席巻しているとはいえ、申し訳ないですが、所詮ゲームなわけですから。もしかすると、われわれ以上に不安を抱えているかもしれない。

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