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【大鶴義丹 それってOUTだぜ!】「下町ボブスレー」不採用で炎上 マスメディアの方程式が通用しないネット力学 (2/2ページ)

 経緯や本質よりも、こういう「美談の破綻」が、今の日本人は大好きなのだと感じた。そして違約金を請求するという部分が、日本人の大好きな「潔さ」がないと、火に油を注いだということだろう。

 「違約金」の部分を発表しなければ、ここまでの炎上騒ぎにはならなかったかもしれない。だがプロジェクト側としても混乱の中、マスメディアにオープンに対応したのだろう。被害者でもあるのだから、それで当たり前である。

 しかしネット力学というのは、得てして既存のマスメディアの方程式が通じないことが多い。そこまで想定しての対応が必要な時代なのだろう。

 ■大鶴義丹(おおつる・ぎたん) 1968年4月24日、東京都出身。俳優、小説家、映画監督。88年、映画「首都高速トライアル」で俳優デビュー。90年には「スプラッシュ」で第14回すばる文学賞を受賞し小説家デビュー。現在「アウト×デラックス」(フジテレビ系)に出演中。

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