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【デビュー10周年 ジェロ演歌の心】演歌歌手・ジェロ、和歌山に来なければなかったチャンス 偶然の出会いから「のど自慢」出場へ (1/2ページ)

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 日本で演歌歌手になりたい。そんな思いを抱いて、ジェロ(36)が日本にやってきたのは、2003年の夏だった。

 「大学3年生のとき、短期留学で大阪に来たんです。そのとき、友人たちとカラオケに行くと、演歌ばかり歌ったので『ヘンなガイジンやな』って言われてましたが、日本への思いが強くなったんです。家族に『日本で歌手になりたい』と相談したら、僕の思いを分かっていたんでしょうね、『頑張って』と。反対されませんでした」

 日本語学校の教師として赴任したのが和歌山だった。「大阪は知っていたけど、和歌山には行ったことがなくて。最初は不安でしたが、和歌山に行ったことに、大きな意味があったんです」

 赴任した翌月のことだ。立ち寄ったバーで、ある女性と意気投合する。話をするうちに、歌手になりたいという夢を語ると、その女性はあることを提案してくれた。

 「その女性はNHKに勤めていて、2カ月後に和歌山でも『のど自慢』の放送があるから、予選を受けてみたらと教えてくれたんです。歌手になりたいとは思っていましたが、その方法すら分からなかった。そんな中、アメリカでも見ていた『のど自慢』に出るチャンスに出合うことができた。こんな偶然、和歌山に来なければなかったでしょうね」

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