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【元文春エース記者 竜太郎が見た!】佐川氏証人喚問で“爆弾発言”出るのか 「訴追の可能性」で証言拒否も (1/2ページ)

 いよいよ27日、佐川宣寿(のぶひさ)前国税庁長官の証人喚問が行われる。森友学園への国有地売却をめぐる財務省の決算文書改竄(かいざん)問題で、誰が、なぜ、どのように行ったのかが最大の関心事だが、そのキーパーソンが当時、財務省理財局長だった佐川氏。はたして“爆弾発言”は飛び出すのか-。

 文書は理財局の指示を受けて同省近畿財務局が改竄。時期は問題が取り沙汰された昨年2月以降で、土地取引を「特例的」と表現した部分や、事前の価格交渉を示唆する「価格等について協議した」といった記述も削除されていた。

 「大阪地検特捜部は改竄が虚偽公文書作成罪などに抵触しないか慎重に調べています。書き換えた内容が虚偽といえるかどうか、動機に悪質性があるかどうかが刑事責任を問うカギ。証人喚問が終わって佐川氏を事情聴取し、そのあと近畿財務局や佐川氏の自宅をガサ入れし、逮捕に踏み切るのではないか」(司法担当記者)

 そのため召喚された佐川氏は「訴追される可能性があるのでお答えは差し控えたい」を連発し、証言を拒否することも想定されている。しかし、なぜこんなことになってしまったのかと、懊悩しているのはおそらく佐川氏本人にちがいない。

 「国会で『神風が吹いた』と安倍昭恵夫人の関与を匂わせたり、騒動渦中に『寄付金を返す』とハリボテの100万円を持参したり、学園前理事長の籠池泰典被告は強烈で特異な人物ですが、交渉の際に『国を損害賠償で訴える』という“脅し”もちらつかせ、近畿財務局はゴリゴリに押しまくられていました。担当者がびびるのも、早くこの事案から解放されたいという心情も分かった。そんな背景から出てきた文書を、財務省は国会で答弁する際に事実確認をするはずが、一般論でやりすごせると甘く見ていた」(一般紙官邸キャップ)

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