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【板垣眞理子 LA発 芸能Watch】米メディア絶賛!言論の自由を守る闘いの実話「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」 (1/2ページ)

 監督がスティーヴン・スピルバーグ、主演がメリル・ストリープとトム・ハンクスとビッグネームが並べば、映画「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」(30日公開)のクオリティーは保証されたようなものだ。

 シナリオは、一昨年のアカデミー作品賞受賞作「スポットライト 世紀のスクープ」で、脚本賞に輝いたジョシュ・シンガーら。今回は米主要新聞社初の女性社主で発行人、ワシントン・ポスト紙のキャサリン・グラハム(ストリープ)と、編集主幹のベン・ブラッドリー(ハンクス)らの言論の自由を守る闘いの実話をスリリングに描き、予想通りの見応えある仕上がりとなった。

 舞台は1960年代。ベトナム戦争拡大に一役買ったマクナマラ国防長官らは戦争に疑問を持ち始め、史実の分析記録を残そうと合計7000ページに及ぶ壮大な極秘機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」を制作。そこには勝ち目のない戦いと知りつつ東南アジアを戦火に巻き込み、人民を虐殺し、米国の多くの若者を戦死させた泥沼のベトナム戦争の真実が。「ジョンソン政権が国民にも議会にも、組織的に嘘をついていた」という隠蔽の事実が記されていた。

 その存在を小耳に挟んだ反戦思想の軍事アナリスト、ダニエル・エルズバーグは文書を盗み、NYタイムズにリーク。71年、暴露記事はスクープとなりニクソン大統領は記事差し止めを命じる。

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