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【元文春エース記者 竜太郎が見た!】桜田淳子の受け入れられない“才能” 肌艶、歌唱力、ダイエット… (2/2ページ)

 肌艶もよく、声も伸びやかだ。全身でスポットライトを浴び、生き生きと演じる彼女は、生まれながらのアイドル、女優に思えた。

 しかし、今後の芸能活動について本人は言及しなかった。関係者によると、子育てが一段落し、自分のやり残したことをやりたいと思ったのが活動再開のきっかけだという。

 「母親が実家の秋田におりまして、数年前に認知症を患ったんですね。最近は母親に会いに、たびたび帰省するんです。なんていうか、そのやりとりが面白いんです。『お母さん、アイドルの桜田淳子って知ってる?』と聞くと、秋田弁で『知らねえ』って(笑)。『有名な芸能人、私よ、私』って。いまは介護施設を回って、歌を歌ったり詩の朗読をしたりしています。みんなが喜んでくれて、それが本当にうれしい」

 桜田はそんなエピソードを挟みつつ、老いるのは悲しいことではないと子供たちに説く楽曲「手紙」を、ふるさとの秋田弁にかえて披露。会場は感動に包まれた。

 それだけの才能を持つ桜田である。だが、全国霊感商法対策弁護士連絡会は彼女の芸能活動に反対している。もっと広く世間に受け入れてもらうのであれば、自らの心境を語り、世間の誤解を解くことが必要かもしれない。 

 ■中村竜太郎(なかむら・りゅうたろう) ジャーナリスト。1964年1月19日生まれ。大学卒業後、会社員を経て、95年から文藝春秋「週刊文春」編集部で勤務。NHKプロデューサーの巨額横領事件やASKAの薬物疑惑など数多くのスクープを飛ばし、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の大賞受賞は3回と歴代最多。2014年末に独立。16年に『スクープ! 週刊文春エース記者の取材メモ』を出版。

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