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異色のジャズシンガー、森岡典子 大手国際特許事務所から“スウィング”した理由 (1/2ページ)

 バリバリのキャリアウーマンから本格派ジャズシンガーへ転向したという異色の経歴の持ち主がいる。3月7日にメジャーデビューアルバム「イン・ザ・スティル・オブ・ザ・ナイト」(キング)をリリースしたばかりの森岡典子だ。「プレッシャーはありますが、その分多くの方々に歌声が届けられたら」と意気込むジャズビューティーを直撃した。

 短大の英文科を卒業後、大手国際特許事務所に就職。外国特許部門でキャリアを積んでいく中で、事務所内で発足した音楽同好会に参加したのを機に、ジャズの世界に傾倒していった。

 「自分の声の質もジャズに向いている気がしましたし、だんだんと『私にはジャズしかない!』という衝動が抑えられなくなっていきました。ポップスと違って生涯を通じて長く歌えるんじゃないかと」

 4年前からジャズシンガーの道へ本格的に転身。ドラマーでプロデューサー、大坂昌彦とユニットを組んで全国のジャズクラブを練り歩いた。

 アルバムではマイルス・デイビスの代表曲「フォア」や映画「華麗なる賭け」の主題歌「ザ・ウィンドミルズ・オブ・ユア・マイン」、オリジナル曲「ニューヨーク・ラプソディー」など全12曲を全編英語で歌い上げている。本場、米ニューヨークで積んだ研鑽(けんさん)のたまものだ。

 「プレーヤーの皆さんと比較して、自分の実力がまだまだと実感したので、活動の合間に何度か短期留学したんです。現地の空気に触れることは、とても貴重な経験でした」

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